トルコ・コンヤのキリム研修/修理編

2013.12.03 その他, ラグ

こんにちは。

今日はヴィンテージキリムの修理風景をご紹介します。

ちょっとの穴やホツレなど、ほんの数分でさささっと直してしまいます。

その魔法のような手さばきはずっと見ていても飽きないほどでした。

 

まずはここ。

縦糸が切れて、赤い糸がほどけてちぎれてしまっています。

DSCF1228

 

道具が沢山詰まった引出しから何やらごそごそ取り出します。

今回使うのは、こんなはさみやトンカチやペンチ。

んっ?!トンカチとペンチ? はい!しっかり使います。

DSCF1234 DSCF1242

 

まず、新しい縦糸を通すのですが、キリムは糸にすき間無くしっかりと編まれているので、

縦糸一本足すだけでも力のいる仕事。手では糸が通らないので、針に糸を通し、ペンチで力一杯引き抜きます。

これを見ると 織りは女性、修理は男性、も妙に納得。

DSCF1238

 

縦糸が通ったら、次はキリムを額にクギで打ち付けてピンと張ります。

簡単な修理ではこれをしませんが、今回はちょっとややこしい部分だったので。

DSCF1240

 

次は赤糸。これはダメージのひどかったヴィンテージキリムをほどいて取ったもの。

このキリムは大変細い糸で織られていますが、今回使う糸は少し太め。

少し手でしごいて、細い糸に変えていきます。

DSCF1243

 

切れかけている細くなった糸も全部ほどいて、元の柄の通りに直します。

DSCF1245

 

編み上がったらライターで余分な毛を焼いて仕上げます。

DSCF1253

 

完成!

今は少し修理した箇所が分かるけど、使っていくと糸が慣れて目立たなくなるそうです。

DSCF1255

 

お次の修理はこれ。縦糸は残っていますが、横糸が切れてしまっています。

DSCF1232  DSCF1233

 

こちらもしっかりと治りました。これも、時と共に馴染んで目立たなくなるそうです。

DSCF1258

 

まるで手品のようにするすると元通りの姿になりました!

DSCF1235

 

 

 

 

↓こちらもチェックしてみてください

★Facebook  

★Twitter

 

■お問合せはこちら■

北欧.Style+1 ANTIKAとモダン.大阪店
〒530-0001   大阪市北区梅田2-2-22 ハービスプラザエント3F
TEL/FAX 06-6344-1944 MAIL/am@antika.jp

Share on Facebook

お問い合わせはこちら