こんにちは。
10月がスタートしました。
気温も下がり、長袖でも朝晩は少し肌寒く感じます。
気がつけば2020年もあと2ヶ月・・・!
店頭でも来月にはクリスマス商材が並び、年末へと向けた準備が着々と始まりそうです。
気分を変える、『冬じたく』。
インテリアの模様替えはいかがでしょうか?
本日は、デザインの美しいドレッサーをご紹介致します。
デザインの美しいものは、そこにあるだけで嬉しくなります。
家具でも家電でも、見た目が良い、ということも十分な選考基準になります。
こちらのドレッサーもそのようなアイテム。
そら豆のような、柔らかなラインを描く鏡に、引き出し取って部分の曲線。
絶妙なバランスが見事でもある、フレーム。
鏡の角度も調整可能で、天板はガラス板。
黒い紙が付属し、チーク材やローズウッド材とも相まって、とてもモダンな印象です。
正面の美しさもこの上ありませんが、側面からのラインも美しく、見惚れてしまいます。
真っ直ぐに伸びた脚部は、先端が細く、あたかも宙に浮いているような引き出しデザインは見事です。
鏡は、手前に引くと傾斜します。
角度がつけられますと、全身のチェックもいただけるので、お出かけ前にも重宝します
天板の様子は、分かりにくいかと思いますが、天板サイズに黒い紙がセットされ、その上にガラス板を配置します。
ドレッサーですので化粧水などの拭き取りがしやすく、清潔です。
また、アクセサリーを天板の上に並べても映えます。
鏡も当時のものですが、5mmほどの厚みもあって、歪みもありません。
ただネジが固定されているだけなのに、このような美しさ。
マイナスネジが採用されていることもあって、クラシカルな印象です。
断面や側面、下から見ても、細部までのこだわりを伺い知ることができます。
鏡のアーチもとっても美しい。
鏡は、下の端に小さく腐食が見られます。
割れ欠けもなく、良いコンディションであると言えますね。
ドレッサー背面。
この時代の家具は、背面には仕上げが施されていません。
脚部は、前脚部分にローズウッド材が使用されています。
チーク材との混合は珍しいかと思います。
今やローズウッドの無垢は大変贅沢なもの。
杢目を見るだけでもうっとり。
引き出しの取っ手部分の曲線も、やや均等でないところも思わず緩みます。
手作業を感じる作品は、不思議と人を惹きつけますね。
指が収まり、引き出しスムーズ。
ハンドルの意匠と強度とを併せ持つ、素晴らしいデザインです。
鏡の縁にも細かな腐食部分が見られますことをご了承ください。
ヴィンテージ
アルネ・ヴォッダー
ドレッサー
幅77 奥行き36.5 高さ105 机高さ 66.5 cm
本体価格:220,000円